総務省が7月10日に公表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(2019年1月1日現在)」によると、47都道府県すべてで、前年より外国人住民の人口が増加している。中でも島根県と鹿児島県では増加率が前年比15%を超えた。10%超の都道府県も、地方が目立つ。
AMDA国際医療情報センターの小林米幸理事長はこの理由について、「外国人観光客の対応にあたり雇用される外国人や、地域おこしの一環として技能実習生の受け入れに積極的な市町村が増えたため」と分析。外国人住民の人口数が多いのは大都市圏だが、外国人に対する医療体制の整備は日本全国で求められていると言えるだろう。
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