お知らせ
『闇鍋インタビュー』に教えられ ［なかのとおるのええ加減でいきまっせ！（39）］
No.4742 (2015年03月14日発行) P.73
仲野 徹 （大阪大学病理学教授）
登録日： 2016-09-08
最終更新日： 2017-03-14
- コーナー： エッセイ
- なかのとおるのええ加減でいきまっせ！
おもしろいインタビューを受けた。ミシマ社というユニークな出版社のHP企画である『闇鍋インタビュー』。インタビュアーは石井ゆかりさん。まったく知らなかったのであるが、周囲の人に聞いてみると、その筋ではかなり有名な星占いライターさんである（らしい）。
どうして闇鍋インタビューなのかというと、石井さんは、闇鍋を喰らわされるがごとく、会うまで誰が相手かを全く知らされていないのである。しかし、こちらにとっても何を尋ねられるかは予測不能。訳のわからない二人がいきなり乱取りをさせられるようなものだ。
こう見えても子供の頃は赤面恐怖症に近かったし、いまでも初対面の人と会う前には気になって眠れないほどである。そんな私なので、いささか緊張気味にスタート。
とはいうものの、よほどの困ったちゃんが相手である場合以外は、会って2〜3分ですっかり打ち解けるという特技を持っている。それに、基本的にお調子者なので、どんどんドライブがかかって、自分で言うのもなんなのですけど、相当におもろいインタビューになっております。
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