中央社会保険医療協議会は10月9日に開いた総会で、2026年度の次期診療報酬改定に向けた医療経済実態調査の調査設計について、調査実施小委員会での議論を開始することを了承した。
10月中に調査実施小委を開催し、①調査項目の見直し(物価高騰に関する項目、新型コロナウイルス感染症関連の調査項目等)、②サンプル数が少ないと予想される集計(一般診療所の主たる診療科別集計等)への対応、③有効回答率の向上策―などの検討に着手する。次回の実調は25年6月を調査月として実施し、調査実施小委および総会への調査結果の報告は25年11月中旬となる見通し。