No.4863 (2017年07月08日発行) P.17
登録日: 2017-07-06
2016年度診療報酬改定で導入された病棟群単位での入院基本料の届出状況が明らかとなった。
病棟群単位での届出は7対1からの移行促進を図るため、2年間の時限措置として創設。病棟群単位で7対1と10対1の入院基本料を算定できる仕組みだが、厚生労働省の調査によると対象649施設のうち「現に病棟群で届け出ている」と回答した医療機関は1.2%(8施設)にとどまっている。一方、届出をしていないのは65.9%(428施設)に上った。
また今後の意向については、届出をしていない医療機関のうち98%が、今後も病棟群単位での届出を行わないと回答している。
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