□心臓のポンプ機能障害に加え,神経体液性因子の活性化が生じている。心臓のポンプ機能障害とは収縮能だけではなく,拡張能も含まれる。
□心臓のポンプ機能の病因は心筋虚血,心筋症,不整脈,代謝性疾患など様々である。
□日本の心不全患者数は100万人以上と推計され,心不全と診断されると5年生存率は50%程度である。
□労作時呼吸困難,発作性夜間呼吸困難,四肢の浮腫,腹部膨満感,食欲低下。
□胸部単純X線写真上:心陰影の拡大,Kerley's B line,肋骨横隔膜角の鈍化。
□生化学検査:血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)高値(>100pg/mL),ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N末端フラグメント(NT-proBNP)高値(>400pg/mL)
□心臓超音波検査:左室駆出率の低下,左室流入波形の偽正常化・拘束型パターン,三尖弁圧較差上昇,下大静脈径の拡大。
1190疾患を網羅した最新版
1252専門家による 私の治療 2021-22年度版 好評発売中
PDF版(本体7,000円+税)の詳細・ご購入は
➡コチラより