□眼瞼痙攣(眼瞼攣縮)を主症状とし,他の頭部(顔面を含む)およびこれに隣接する下顎・舌・咽頭・喉頭・頸部のいずれかにジストニアを合併する場合である。
□つまり眼瞼痙攣を主症状とする頭頸部の分節性ジストニアであり,「眼瞼痙攣+口・下顎ジストニア」とする定義は誤りである1)~3)。
□眼瞼痙攣は眼部ジストニアの一型であり,主として閉瞼に働く筋の不随意収縮により,随意開瞼が困難になる。主な症状を表1に示す。メージュ症候群ではこれに頭頸部の他部位のジストニアが加わる(表2)。
□口舌ジスキネジア(表2)を本疾患の部分症状とするか否かは議論がある。
□診断に役立つ検査所見はない。
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