□下腿伸側に好発する隆起した円形紅斑で,成人女性に多くみられる。
□上気道感染が先行することが多い。
□様々な疾患の症状として生じる症候性のものと,基礎疾患がない特発性のものがある。
□急性から亜急性の経過をとる。
□下腿伸側に様々な大きさの隆起した円形紅斑が多発する(図)。
□紅斑には硬結を触れ,熱感と圧痛がある。
□大腿や前腕にも同様の皮疹がみられることがあるが,その場合も下腿には必発である。
□体幹や頭頸部にはほとんどみられない。
□発熱と関節痛を伴うことが多い。
□白血球増多,CRP上昇がみられる。
□病理組織では,皮下脂肪組織を中心にリンパ球,好中球よりなる炎症性細胞浸潤がみられる。
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