No.4910 (2018年06月02日発行) P.7
登録日: 2018-06-01
厚生労働省によると、今年4月1日現在の保健所(支所を除く本所)の数は469カ所で、前年より12カ所減少した。1989年以降における設置数をみると、保健所の所管区域・機能の見直しを定めた地域保健法の全面施行(1997年)以降、大幅な減少が続き、2018年度の設置数はピーク時(1991年、852カ所)の6割以下となっている。
設置主体別にみると、指定都市では、名古屋市による保健所本所機能の集約化などで前年から15カ所減少している。一方、4月に中核市に移行した福島、川口、八尾、明石、鳥取、松江の6市は新たに保健所を設置した。松江市は島根県と保健所を共同設置するという全国初の形を取った。
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