No.4949 (2019年03月02日発行) P.7
登録日: 2019-03-03
最終更新日: 2019-02-27
厚生労働省は2月18日、診療科ごとの将来必要な医師数の見通し(たたき台)を初めて公表した。
それによると、2036年に医師数が最も不足するのは内科で、1万4189人。次いで外科が4363人、脳神経外科が2523人だった。整形外科、泌尿器科、救急科、病理診断科、麻酔科、臨床検査、リハビリテーション科も不足するという。
その一方で、最も過剰となるのは精神科で1688人。皮膚科(1414人)、耳鼻咽喉科(1229人)と続く。
見通しは、厚労省研究班などによる集計結果に基づいて、一定の仮定・前提を置いて機械的に計算したもの。今後の議論を踏まえ必要な見直しを行う方針。
不足すると予想されている