日本医師会の中川俊男会長は3月27日に開いた臨時代議員会で挨拶し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「幼い子どもを含む多くの命が奪われている」と批判、世界医師会が設立した「タスクフォース・ウクライナ」を通じてウクライナの医療・医師会を継続的に支援していく考えを示した。
中川会長は2022年度診療報酬改定にも触れ、オンライン診療について「対面診療と適切に組み合わせて行うべきという考えを強く維持している」と強調。その上で「離島・へき地や在宅医療など外来へのアクセスが困難な患者に対し『心あるかかりつけ医』の先生が診療を行う助けとしてオンライン診療が必要とされるのであれば、しっかりサポートしていきたい」と述べた。