研究室同窓会+還暦祝賀会を企画してくれた。面倒をかけるからと遠慮していたのだが、いざとなると遠足前の子どもみたいに2~3日前から気分がウキウキ。現役もあわせ50~60人も集まってくれたパーティーはじつに楽しかった。本当にありがたい。
スピーチでは、みな口をそろえて、先生は厳しかったという話をする。確かに若い頃はずいぶんとよく怒っていたので、言われて当然だ。ただ、妻と娘までがサプライズでスピーチに登場して、同じようなことを言うのはあかんやろ。身内なんやから、少しはかばおうという配慮をせんかい。
在籍中から元気で目立っていた子はもちろん、いまひとつ影の薄い印象だった子が来てくれるのはとりわけうれしい。すっかり忘れていたことでも、顔を見ていると、いろいろと思い出せてくるのが不思議だ。
一方で気になるのは、顔を見せないOB・OGたちである。出席者の顔ぶれを眺めていて、来席してくれた人たち全員と年賀状のやりとりが続いていることに気がついた。結構じゃまくさいけど、年賀状にもそれなりの役割があるのかもしれんですね。
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