3月4日号の綴込ハガキで、本誌読者に「医学的根拠不明な情報に影響を受けた患者の対応で困った経験」について尋ねたところ、106人から回答が寄せられ、そうした経験が「頻繁にある」「時々ある」は全体の約6割を占めた(Q1)。患者の情報源(複数回答)で最も多かったのはテレビ番組で、次いで、「雑誌」「家族・友人・知人」―などと続いた(Q2)。困った相談事例で特に多かったのは、高コレステロール血症治療薬に関するもの。また、アンケートの実施の約2週間前に放送されたNHKのテレビ番組「ガッテン!」の影響で、不眠症治療薬の処方を希望する患者の対応に困ったという事例も多数寄せられた。
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