□洞結節から心房へ適正な頻度で興奮が伝達されず,徐脈を呈する病態。洞結節の自動能異常または洞房間の伝導異常を機序とし,洞結節や周辺組織の虚血や線維化のほか,老化に伴って生ずることが多い。
□一過性の心拍消失によるめまい,失神などの脳神経症状。持続性徐脈による息切れ,全身倦怠感などの心不全症状が起こる。
□心房細動後の心停止(徐脈頻脈症候群)では,動悸発作の停止に引き続きめまいをきたす。
□心電図(ホルター心電図・モニター心電図を含む)におけるP波消失,または徐拍化と,一致する心拍消失。ルーベンスタイン分類では,Ⅰ型:持続性洞徐脈,Ⅱ型:一過性心拍消失(洞停止と洞房ブロック),Ⅲ型:徐脈頻脈症候群や発作性上室性頻拍細動停止後の心停止,に分類される。
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