□発症頻度は変形性関節症全体の4%程度と比較的稀な疾患であるが,超高齢化に伴い治療する機会も増えている。
□捻挫や骨折などの外傷や,扁平足や凹足などの形態異常が原因となり,慢性的な経過で発症する。
□外反型と内反型があるが,わが国では変形性膝関節症と同様に内反型が多い。
□足関節痛が主訴で,安静時には痛くないが,歩いたときに疼痛が出現する。
□関節の腫脹や立位での足関節の内反・外反変形をチェックする。
□関節可動域は,末期になるまで制限されないことも多い。
□足関節正面ならびに側面X線像は,関節裂隙の狭小化の評価を行うために立位で撮影する。
□病期は荷重時足関節正面X線像にて判定する(表)1)2)。
□隣接関節の障害の評価や手術シミュレーションにはCTが有用である。
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