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外傷性脊椎椎体骨折

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
松山幸弘 (浜松医科大学整形外科学講座教授)
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  • ■疾患メモ

    椎体圧迫骨折とも呼ばれていたが,現在は椎体骨折と言われる。

    MRIの脂肪抑制T2強調像で,診断可能である。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    転倒や重量物挙上時に受傷することが多い。症状は急性腰痛で,動けないほどのこともある。しかし,体動時痛が主体で,歩行時には軽減することが多い。

    【検査所見】

    単純X線像では臥位と坐位での側面像を撮像し,椎体の形態変化を見る。

    骨折がわかりにくい場合は,CTではなくMRIの脂肪抑制T2強調像で,より早期かつ明確に椎体骨折が診断可能となる。

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