□サーファーズイヤーとは,外耳道外骨腫(exostosis of the external auditory canal)のことである(図)。
□長期間の冷水や寒風刺激による,外耳道骨部の反応性骨増殖である。
□1977年,Seftelがサーファーに好発することを初めて提唱した1)。
□主な症状は,両側の耳閉感,耳鳴り,そう痒,水が抜けにくい,などである2)。
□難聴は,高度であっても生じない。
□問診:surfing index(サーフィンの経験年数×週ごとの回数)が20以上は要注意である。
□視診:両側外耳道内に,数個の骨隆起を認める。
□CT:外耳道骨部に限局した骨増殖像がみられる。
□サーフィンの習慣的既往がない場合の鑑別疾患を表に示した。
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