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サーファーズイヤー

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-25
枝松秀雄 (東邦大学医療センター大森病院耳鼻咽喉科前教授)
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  • ■疾患メモ

    サーファーズイヤーとは,外耳道外骨腫(exostosis of the external auditory canal)のことである()。

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    長期間の冷水や寒風刺激による,外耳道骨部の反応性骨増殖である。

    1977年,Seftelがサーファーに好発することを初めて提唱した1)

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    主な症状は,両側の耳閉感,耳鳴り,そう痒,水が抜けにくい,などである2)

    難聴は,高度であっても生じない。

    【検査所見】

    問診:surfing index(サーフィンの経験年数×週ごとの回数)が20以上は要注意である。

    視診:両側外耳道内に,数個の骨隆起を認める。

    CT:外耳道骨部に限局した骨増殖像がみられる。

    サーフィンの習慣的既往がない場合の鑑別疾患をに示した。

    18_06_サーファーズイヤー

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