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高額レセプト336件、5年連続で過去最高 ［健保連］
健康保険組合連合会は11日、2013年度に申請されたレセプトのうち、1カ月の医療費が1000万円以上の「高額レセプト」の件数が前年度比82件増の336件で、5年連続で過去最高を更新したと発表した。最高額のレセプトは血友病の6221万2360円だった。
336件の内訳は、先天性疾患125件、循環器系疾患95件、血友病53件、悪性腫瘍23件、その他40件。上位10件のうち8件は血友病、残りは虚血性心筋症と特発性拡張型心筋症だった。
2000万円以上の件数も前年度比13件増の36件と過去最高。年齢別では新生児、疾患別では循環器系疾患の件数が大きく伸びた。
この要因について、健保連の池上秀樹理事は、小児循環器外科の技術向上のほか、植込型人工補助心臓の装着手術のレセプトが前年度の8件から25件に増えたことを挙げ、「今後数年間、同じ傾向が続くだろう」と述べている。
