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膝関節穿刺3 step[骨折ファーストタッチ ─decision makingのための骨折の考え方─(24)]

No.5213 (2024年03月23日発行) P.38

海透優太 (JCHO若狭高浜病院整形外科医長/臨床研修センター長)

登録日: 2024-03-25

最終更新日: 2024-03-21

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今回は膝関節の安全な穿刺について解説していきます。関節穿刺を考慮するタイミングは,「関節水腫を見つけたとき」です。穿刺が感染を引き起こす可能性がありますので,水腫は確実に確認できるようにしておきましょう。

膝関節水腫の触診

▶まずは,膝蓋骨の位置を確認します。膝蓋骨の上縁には大腿四頭筋,下縁には膝蓋腱が付着しています。図1は,右手で膝蓋骨の位置を確認し,左手の親指と人差し指で膝蓋上囊(図2)を触診しようとしているものです。

▶水腫があれば膝蓋上囊の膨らみを指で感じることができるはずです。はっきりしないときには反対側の膝を触診して左右差を確認しましょう。それでもはっきりしないときには同部位にエコーを当てることをお勧めします。膝関節水腫を認めたときには診断のための穿刺を考慮しましょう。


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