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子どもが腰を痛がっています……[腰椎分離症][骨折ファーストタッチ ─decision makingのための骨折の考え方─(27)]

No.5220 (2024年05月11日発行) P.32

海透優太 (JCHO若狭高浜病院整形外科医長/臨床研修センター長)

登録日: 2024-05-13

最終更新日: 2024-05-08

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鑑別診断

▶発育期のスポーツ活動によって起きる腰痛で,見逃してはならない疾患が腰椎分離症です。腰椎椎弓の関節突起間部の疲労骨折が原因とされています。小学校高学年〜高校生に好発します。

▶分離部が癒合しないと偽関節となり腰痛が持続し,また,不安定性が増していくと腰椎が前方にすべり,腰椎分離すべり症になります。分離症は第5腰椎に好発します。

▶病初期には下肢痛が出現することもあり,腰椎椎間板ヘルニアとの鑑別が難しいこともあります。椎間板ヘルニアの好発年齢は20~40歳代とやや高くなります。

▶スポーツ負荷により腰部筋・筋膜損傷も発生しますが,基本的には1~2週間程度で自然軽快することが多く,2週間以上長引く腰痛は腰椎分離症の可能性を疑います。

鑑別疾患:「子どもが腰を痛がっています」⇒腰椎分離症,腰部筋・筋膜損傷,腰椎椎間板ヘルニア

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