株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

A型肝炎[〈琉球大学発〉時間経過でみる感染症(28)]

No.5232 (2024年08月03日発行) P.7

監修: 山本和子 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科教授)

編集: 仲村秀太 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

執筆: 嵩原小百合 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

登録日: 2024-08-04

最終更新日: 2024-08-02

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【背景】

先進国でのA型肝炎患者数は,上下水道等の整備により激減している。日本では年間約100~300件の報告があり,約9割は海産物を中心とした飲食物による感染である。残り1割は海外渡航による輸入感染症で,東南アジア地域での感染が多い1)。日本では約4年ごとに流行を認め,2018年には男性間性交渉者(MSM)間での流行が報告されている2)

プレミアム会員向けコンテンツです(連載の第1~3回と最新回のみ無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

関連物件情報

もっと見る

page top