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日医が医療保険制度改革に一定の評価 - 国保支援を支持
政府が13日に決定した医療保険制度改革の骨子について、日医の横倉義武会長は14日の定例会見で、「各論では残念な部分もあるが、社会保障制度を持続可能なものにするには改革を進めることが必要」と一定の評価を示した。
横倉会長は、制度改革で打ち出された国保への財政支援拡充や財政運営主体の都道府県移管について「望ましい」と支持。紹介状なしの大病院受診時の定額負担導入も「勤務医の疲弊を改善する観点から重要」と評価した。
一方、入院時食事療養費等の見直しは「入院時の食事は治療の一環で、医療機関と介護保険施設が（食事の考え方に関して）同一視されることは残念」と批判。
医師国保を含む国保組合への国庫補助見直しについては「必要な負担はすべき」とした上で、「自家診療に給付されない点を含め、公平な負担のあり方について議論を深めたい」との認識を示した。
