No.4807 (2016年06月11日発行) P.17
登録日: 2016-09-08
最終更新日: 2017-01-24
無医地区の数は年々減少しているものの、厚生労働省の調査によると、2014年10月末現在で637地区が残っている。無医地区数上位は北海道(89地区)、広島県(54地区)、高知県、大分県(ともに38地区)、愛知県、岡山県(ともに23地区)など。無医地区ゼロは首都圏、大阪府、山形県、長崎県など8都府県。
無医地区の多い都道府県は医師数が少ないのかといえば、必ずしもそうではない。人口10万対医師数でみれば“日本一の医師不足県”である埼玉県は無医地区ゼロ。一方、無医地区数上位の広島県、高知県、大分県などでは全国平均を上回る医師数となっている。
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