No.4829 (2016年11月12日発行) P.72
仲野 徹 (大阪大学病理学教授)
登録日: 2016-11-11
最終更新日: 2016-11-08
同窓会用の銀行口座のキャッシュカードがどうしても見つからない。盗まれたとは思えないが、銀行に紛失届けの電話をした。そしたら10分ほど後に、ありゃこんなところにというような場所から出現。トホホである。出てきました、と電話しなおしたが後の祭り。後日、銀行へ出向くことに。
カードが見つかったので、再利用可能にしてもらうだけだ。半時間もあれば十分だろうと思って出かけた私がアホでした。窓口で書類を書くところまではよかったのだが、どうにもお姉さんが要領を得ない。後の席のちょっと偉そうなお姉さんにお伺いをたてるばかりで、なかなか戻ってこない。
待ちきれずに訊ねると、これは個人ではなく団体名義の口座になっているので、反社会的勢力との関係を否定できないから手続きが面倒とのこと。はぁ?反社会的勢力?出張に出かける電車の時刻が近づいたので、今日はもういいです、と席を立った。というよりは、イラっとして席を蹴った。
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