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特集:重症感染症の集中治療─成功に導く管理ポイント

No.4866 (2017年07月29日発行) P.25

監修: 松田直之 (名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授)

登録日: 2017-07-28

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監修:松田直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授)

監修のことば

感染症は重篤化する過程において,「敗血症」や「敗血症性ショック」として臓器不全を合併するが,このメカニズムは「敗血症の病態生理」として広く知られるようになってきている。集中治療は現在,従来の臓器補助管理,つまり人工呼吸器や持続濾過などのような代替臓器管理の域を超え,急性期病態管理の学術としてさらに大きく成長している。また,多職種連携としての診療,教育,研究の場としても成長を遂げつつある。本特集では,重症感染症の管理を題材として,集中治療の現在の潮流を紹介する。

■目次

1 集中治療のバンドル化と仕組み化
名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授 松田直之

2 感染経路別予防策のエビデンスの実践
国立国際医療研究センター病院副院長/総合感染症科科長 大曲貴夫

3 人工呼吸管理のポイント
徳島大学病院ER・災害医療診療部特任教授 大藤 純

4 循環管理のポイント
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科救急・ 集中治療医学教授 垣花泰之

5 腎機能管理のポイント
東京大学医学部救急科学講師 土井研人

6 栄養管理のポイント
札幌医科大学医学部集中治療医学講師 巽 博臣
札幌医科大学医学部集中治療医学教授 升田好樹

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