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特集:薬剤耐性問題から変わる感染症診療─抗菌薬処方のこれから

No.4870 (2017年08月26日発行) P.7

登録日: 2017-08-25

最終更新日: 2017-08-25

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薬剤耐性(AMR)感染症による世界の死亡者は毎年70万人に上っており、このまま何も対策を取らないと2050年には年間1000万人の死亡が想定され、現在のがんの死亡者数を超える─。英国政府の要請により調査チームを率いた経済学者ジム・オニールによる「オニールレポート」(2014年)の推計は世界に衝撃を与えた。AMRが国際的課題となっているいま、日本の感染症診療と抗菌薬処方のこれからを考える。[本誌:永野拓紀子、藤ノ井峻介、上野ひかり]

■目次

AMR対策アクションプランはなぜ作られた?

「抗微生物薬適正使用の手引き」のポイント

Interview  外来で出会う最もコモンな感染症の診療のコツ(大曲貴夫)

現場リポート① 「普通の耳鼻科」でグラム染色?(奈良県・まえだ耳鼻咽喉科クリニック)

現場リポート② 情報共有ネットワークで耐性菌を減らせ(青森県感染対策協議会)

Interview 「アクションプラン時代」に求められるAMR対策と感染症診療(舘田一博)

動き始めた新規抗菌薬開発

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