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溶連菌感染症で手指の表皮が脱落する機序は? 【細胞質のNADPH酸化酵素で合成されたO2−により表皮細胞は壊死して感染拡大を防ぐ】

No.4876 (2017年10月07日発行) P.60

鑑 慎司 (関東中央病院皮膚科部長)

登録日: 2017-10-04

最終更新日: 2017-10-03

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  • 溶連菌感染症で,手指の表皮が脱落する症状があると思いますが,その機序はわかっているのでしょうか。重症度,薬物療法,腎や心の後遺症,初回感染か否かと脱落症状との関連をご教示下さい。また,めくれてきた場合は回復期と考えてよいのでしょうか。

    (兵庫県 K)


    【回答】

    溶連菌感染症で表皮が脱落する症状は,多くは回復期にみられます。しかし,溶連菌感染症のどのような病態のときに鱗屑が生じるのかはまだ不明です。

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