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特集:健診で指摘された胆嚢壁肥厚の鑑別診断

No.4891 (2018年01月20日発行) P.23

監修: 良沢昭銘 (埼玉医科大学国際医療センター消化器内科教授)

登録日: 2018-01-19

最終更新日: 2018-01-17

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監修:良沢昭銘(埼玉医科大学国際医療センター消化器内科教授)

監修のことば

健診の腹部US(超音波検査)で胆囊壁肥厚を指摘される症例は,日常診療で多く経験される。胆囊壁肥厚の原因となる疾患・病態は,胆囊癌,胆囊腺筋腫症,胆囊炎,膵・胆管合流異常に伴う過形成性変化など良性から悪性まで様々である。これらを鑑別するためには,専門家による腹部US,EUS(超音波内視鏡検査),MDCT,MRCP,ERCPなどの検査が有用である。本特集では,胆囊壁肥厚の原因となる疾患・病態,およびそれらを鑑別するための画像診断について,専門の先生方にまとめて頂いた。

■目次

1 胆嚢壁肥厚の原因となる疾患・病態
田中麗奈(東京医科大学消化器内科)
糸井隆夫(東京医科大学消化器内科主任教授)

2 US,EUS,ERCPを用いた検査
小林陽介(手稲渓仁会病院消化器病センター)
潟沼朗生(手稲渓仁会病院消化器病センター副部長)

3 MDCT,MRCPを用いた検査
佐野勝廣(埼玉医科大学国際医療センター画像診断科准教授)

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