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日病、一般病院でも精神科の体制整備を検討

登録日: 2018-03-28

最終更新日: 2018-03-28

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日本病院会(日病)の相澤孝夫会長は27日の会見で、2018年度事業計画について説明した。

新規の重点項目の1つとして、病院における精神医療のあり方の検討が盛り込まれた。相澤氏は「認知症の増加に伴い、精神科病棟を持たない一般病院でも患者を受け入れるケースが増える」とした上で、一般病院において精神科の体制整備が「これまで脇に追いやられがちだった」と指摘。「今後は、外の精神科病院と連携したり、臨時に外から精神科医に来てもらったり、きちんと体制を整えていかないといけない」と述べた。

新専門医制度に関しては、四病院団体協議会に対応を検討する作業部会が設置されるが、日病の会員病院からも多岐にわたる意見が噴出しているため、相澤氏は「一度集約しないといけない」と述べた。

このほか、働き方改革などに関連して「国民の理解を得ながら改革を進めないとまずい」と述べ、病院医療の現状について国民啓発を強化する方針も示した。

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