日本医師会の地域医療対策委員会(委員長=田畑陽一郎千葉県医師会長)は、地域医療構想における都道府県調整会議の重要性を盛り込んだ報告書を取りまとめた。釜萢敏常任理事が28日の会見で明らかにした。
調整会議での郡市区医師会の役割について報告書は、会長が議長を務めるなど、「非常に重要」と指摘。郡市区医師会を支援する立場である都道府県医師会や日医との連携が不可欠だとした。さらに、地域医療構想の策定で主要な役割を果たす都道府県医師会ついて、「都道府県本庁との連携・折衝や地域への適切な情報提供の要請等が一層求められる」との見解を示した。