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忙しい外来にこそ欠かせない“傾聴の心”[プラタナス]

No.4951 (2019年03月16日発行) P.6

田澤雄基 (MIZENクリニック豊洲院長)

登録日: 2019-03-16

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  • 今年の冬は例年にない乾燥と寒暖差のため、当院のような診療所は感染症診療でいつも以上の大忙しとなっている。本来はもっと一人一人の患者さんの話をきちんと伺いたいと思いつつも、後ろの患者さんを待たせ過ぎるわけにもいかず、どうしても診察時間が限られる。写真はそんな季節に初診の患者さんから頂いたアンケートの1枚だ。「傾聴の心がある医師である」という患者さんからの一言が外来後の疲れきった自分の心身に響いた。

    当院は都心で忙しく働くビジネスマンのために夜間18~22時の診療を行っており、Access&Communicationをコンセプトに掲げ、待ち時間を少なくして通いやすさを提供しつつ、患者さんのライフスタイルに合った治療を提供することを心がけている。そのために、患者さん一人一人にかけられる時間は決して長くないが、勤務医師やスタッフにはいつもAccess&Communicationの両立のためには、“I care about you”の精神が重要だと話している。

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