舌背部に大小様々な白色や赤色の斑を生じる角化異常病変であり原因は不明である。ストレス,ビタミン欠乏,遺伝などの関与が考えられている。病変部の糸状乳頭は消失しており,病変の位置や形態が日によって変わる。若い女性や小児にみられることが多い。
通常は無症状であり,歯科治療時に指摘されることが多い。
自覚症状がない場合,治療は不要である。疼痛や味覚異常を訴える場合は含嗽薬やトローチによる対症療法を行う。
一手目 :アズノール®うがい液(アズレン)1回4~6mg(1回押し切り分,または5~7滴)を適量(約100mL)の水または微温湯に溶解し,1日数回含嗽
二手目 :〈一手目に追加〉SPトローチ®0.25mg(デカリニウム)1回1錠1日6回
舌の表面に多数の溝を認める状態を指す。形成異常のひとつで,遺伝的によるものとされる。通常自覚症状はなく,加齢とともに増加する。
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