写真はシカゴ・ブルースの親玉であるMuddy Watersの“I just want to make love to you”(“Just make love to me”のタイトルでもリスト)が収録されている『the best of MUDDY WATERS』のジャケット(ユニバーサルミュージック、2013年)
音楽が大好きで、高校生の時には毎月札幌交響楽団の定期演奏会に行っていた。その後、大学卒業まではJAZZにはまり込み、臨床で多忙になるとポップスやロックン・ロールになり、現在に至っている。50歳を過ぎて、やや時間的に余裕ができると、ブルースやロックン・ロールのルーツをたどるようになり、1950年代の曲を探すようになった。
“I just want to make love to you”との出会いは、1960年代のザ・ローリング・ストーンズのライブのDVDであった。アップテンポで乗りが良く、ブルースの香りを感じるが、かなりポップな印象だった。その後、この曲のオリジナルは1954年のMuddy Watersのものだということがわかった。彼の本名はMcKinley Morganfieldであるが、芸名を“泥水”にしたシカゴ・ブルースの親玉である。
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