人事院は6日、2015年の国家公務員(行政職)の月例給(基本給)を平均0.36%、ボーナスを0.1カ月分引き上げるよう内閣と国会に勧告した。
行政職とともに医療職俸給表についても改正が行われる予定で、医師の初任給は前年比3200円増の24万3300円となる。
他の医療職の初任給は、看護師が3年制短大卒で19万4200円、2年制短大卒で18万5900円、准看護師が15万8400円。薬剤師は6年制大卒で20万5300円、4年制大卒で18万2900円。
公務員の給与は、社会情勢の変化により随時変更できる。昨年に続き2年連続の引上げとなるが、2007年~13年は民間賃金が厳しい状況にあったことから減少や据え置きが続いていた。