航空機内で発生した患者に速やか対応するため、日本医師会の発行する医師資格証を持つ医師が日本航空(JAL)に事前登録する制度を開始したと3日、日医とJALが共同で発表した。日本の航空会社では初の試み。
今月から始まった「JAL DOC-TOR登録制度」は、日医の医師資格証を持ち、JALマイレージバンク会員の医師が対象。事前にJALのサイトから登録することで、客室乗務員があらかじめ機内に搭乗している医師を把握できる。患者の発生時にスムーズに救助を行うのが狙い。登録医師はJALのラウンジサービスが利用可能になる。