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【私の一曲】『ラプソディー・イン・ブルー』

No.4831 (2016年11月26日発行) P.73

板東 浩 (日本PC連合学会学術大会長(2017))

登録日: 2016-11-26

最終更新日: 2016-11-21

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  • 米国のジョージ・ガーシュウィン作曲のピアノ独奏と管弦楽のための音楽作品。ここではピアニスト・三舩優子の3枚目のアルバムを紹介。三舩氏は現在、京都市立芸術大学非常勤講師(CD:ファンハウス、1996年発売)

    医学と音楽は同根の真善美

    学生時代、私の夢は米国に行くことだった。卒業後にECFMG®資格があれば米国で臨床ができると聞き、早速受験し医学部門は通過。英語部門はTOEFL®で上位数%以内のスコアを出し、同資格を取得できた。

    その後米国でfamily practice residencyで臨床を経験。日本と比較し、プログラムや環境、習慣、文化など驚くことばかりで、人生観が変わったといえよう。
    面白いワークショップを思い出す。内科医(Internist)と家庭医(Family Physician)の違いはformal vs. casual、服装ならネクタイvs.ジーンズ、酒ならワインvs.ビール、音楽ならクラシックvs.ジャズという。

    そのとき会場でGeorge Gershwin作曲の“Rhapsody In Blue”が流れていた。ジャズの語法による狂詩曲という意味合いだ。欧州のクラシックと米国のジャズを融合させたsymphonic jazzとして評価が高く、アメリカ的芸術音楽の代表格でもある。

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