No.4833 (2016年12月10日発行) P.20
登録日: 2016-12-02
最終更新日: 2016-12-09
OECDが11月23日に発表した報告書「図表で見る医療:アジア太平洋地域2016年版─国民皆医療に向けた進歩を測る」によると、アジア17カ国は薬剤支出が健康に関する総支出の30.7%に上ることが分かった。
薬剤支出には健康のために用いられる植物製品なども含まれる。アジア17カ国で最も薬剤支出の割合が高かったのはカンボジアの44.0%で、最も低かったのはマレーシアの19.1%。日本は20.5%だった。
一方、健康に関する総支出に占める公的支出の割合はOECD諸国が72.2%であるのに対し、アジア19カ国は平均50.5%にとどまると報告書は指摘している。
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