1 インターネット依存
国立病院機構久里浜医療センター精神科 中山秀紀
国立病院機構久里浜医療センター院長 樋口 進
2 薬物・アルコール依存
神奈川県立精神医療センターせりがや病院 小林桜児
3 ギャンブル依存
北海道立精神保健福祉センター所長 田辺 等
「依存」「依存症」の呼称に関しまして
2013年5月に米国精神医学会(APA)より発刊された「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)」(日本語版は2014年6月発刊)では,インターネット依存は診断基準に含まれていませんが,今後研究が必要である病態のため取り上げました。加えて,ギャンブルは“嗜癖”(addiction),薬物・アルコールは“使用障害”(use disorder)とされていますが,本特集では実地医家にも広く周知されている“依存”“依存症”の呼称で記載させていただきます。