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特集:小児CKDの診断と治療の問題点

No.4717 (2014年09月20日発行) P.19

本田雅敬 (東京都立小児総合医療センター院長)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-03-23

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監修:本田雅敬(東京都立小児総合医療センター院長)

2002年に慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され,日本小児腎臓病学会でも2006年から小児CKD対策委員会で対策を講じてきた。具体的には血清クレアチニン,血清シスタチンCの正常値,および推算糸球体濾過量(eGFR)を作成し,患者数,原疾患などを調査した。先天性腎尿路奇形(CAKUT)が原疾患の約60%を占めており,それを見逃さないための方法も検討してきた。また,各都道府県代表を置きCKDの地域対策を考えている。小児は成長,発達が必要で,保存期,透析,移植でも診療方法が異なる。今回,小児CKDの診断,治療における問題点について各先生方に解説頂いたので参考にして頂ければ幸いである。

1 小児CKDの疫学と診断
東京都立小児総合医療センター腎臓内科医長 石倉健司

2 小児CKDおよび合併症の治療
あいち小児保健医療総合センター腎臓科/副センター長 上村 治

3 先天性腎尿路奇形(CAKUT)の診断と治療
日本医科大学武蔵小杉病院小児科講師 柳原 剛

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