早期からがん緩和ケアを推進する重要性から、緩和ケア病棟入院料の算定医療機関は年々増加している。しかし、患者が申し込みをしてから入院するまでの待機期間が長いケースがあることが課題となっている。
厚生労働省によると、待機期間が発生しているがん診療連携拠点病院等の緩和ケア病院のうち、平均待機期間が2週間以上の病院は約36%。在宅療養患者を受け入れるバックベッド機能を十分に果たしているとは言い難い。
また一部に突出して待機期間が長い医療機関があり、次期診療報酬改定ではその短縮や地域間の均てん化を図る見直しが行われそうだ。
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