□高LDLコレステロール(LDL-C)血症は,動脈硬化症の重要な危険因子である。
□LDL-C値を適切に管理し,将来の心筋梗塞などの発症を予防することが治療の目的となる。
□また,既に動脈硬化症を発症している場合には,より厳格なLDL-Cの管理が必要となる。
□LDL受容体関連蛋白の異常により発症する家族性高コレステロール血症(familial hypercholesterolemia:FH)では,アキレス腱の肥厚に代表される腱黄色腫や結節性黄色腫が認められることがある。
□血清LDL-C値が高値を示す。LDL-Cは空腹時に採血された血清よりFriedewaldの式(総コレステロール─HDL─トリグリセライド/5)を用いて計算することが望ましい。
□空腹時採血が難しい場合などでは,直接測定法でLDL-Cを測定することも可能である。
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