No.4916 (2018年07月14日発行) P.7
登録日: 2018-07-12
がん患者が全国どこにいても、がんゲノム医療を受けられるよう、厚生労働省はがんゲノム医療提供体制の整備を進めている。今年2月には「がんゲノム医療中核拠点病院」として11カ所を初めて指定した(指定期間は2018年4月1日から2年間)。複数の遺伝子の変異を一括して検出するパネル検査の実施体制を有することが要件の1つだ。
拠点病院の役割は①質の確保されたゲノム検査、②ゲノム検査結果解釈の付与、③適切な患者選択と患者への説明、④治験・臨床試験への紹介、実施─など。
拠点病院と連携してゲノム検査結果を踏まえた医療を実施する「がんゲノム医療連携病院」は100カ所が公表されている。
指定されている。