膝や肩の痛みの診かたと、プライマリ・ケアレベルで行える注射のコツを凝縮したWeb限定コンテンツです。下記よりご購入いただけます。
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松下 明(岡山家庭医療センター/奈義・津山・湯郷ファミリークリニック所長)
「家族志向のプライマリ・ケア」を中心にすえた家庭医育成を2001年より岡山県奈義町で実践。『プライマリケア整形外来マニュアル―外来で整形疾患をみるすべての人へ(エルゼビア・ジャパン)』の監訳や、若手医師向け整形外科セミナーのコーディネーターを務める。
高齢者の診療でよく出会う膝や肩の痛みの診かた、プライマリ・ケアレベルで行える注射のコツや注意点についてまとめました。
膝の痛みでは、変形性膝関節症、鵞足部滑液包炎、偽痛風を中心に解説。ピットフォールとして化膿性関節炎の鑑別方法も紹介しています。 肩の痛みでは、腱板炎と腱板部分断裂の鑑別を中心に、キシロカインテストの方法、ステロイド注射の考え方、負荷運動のすすめについても言及しています。
「膝関節の穿刺」「鵞足部滑液包への注射」「肩峰下滑液包への注射」については、解剖図に加えて動画で解説。 膝、肩などの模型を使用して、筋や骨などの位置をわかりやすく説明した上で、注射位置の同定方法、刺入の角度、刺入の深さ、薬用量をどうすればいいか、順序立てて丁寧に解説しています。
「患者の最適な体勢は?」「最も簡単で安全なアプローチとは?」「ピットフォールの回避方法」など実践的な内容に加え、なかなか伝わりにくい術者の感覚的な部分も「抵抗がなくなる感覚、ポンと入った感覚」「深すぎず、浅すぎず」など伝わりやすい言葉に置き換えて説明しています。