厚生労働省は6月4日付で、2018年度診療報酬改定の疑義解釈第15弾を地方厚生局などに宛てて発出した。
6月1日付けで保険適用された遺伝子パネル検査「FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル」と「OncoGuide NCCオンコパネルシステム」について、厚労省は検査の品質・精度の確保のために、5月31日付の改正留意事項通知において「シークエンサーシステムを用いた検査に係る適切な第三者認定を受けた保険医療機関で実施すること」「本検査を衛生検査所に委託する場合は、同様の第三者認定を受けた衛生検査所にのみ委託すること」としていた。
この中の “適切な第三者認定”について疑義解釈では、「現時点では米国病理医協会(CAP)の第三者認定が該当する」と説明。さらに、「今後新たに適切な認定制度が確認されたら改めて周知する予定」とした。