厚生労働省は2月3日、報告時期が延期されていた「外来機能報告」の「報告様式2」(診療実績の報告)について、3月6日から報告を開始すると都道府県担当部局に事務連絡した。当初は昨年11月1日〜30日の間に報告を求める予定だったが、事前に医療機関に提供することになっている「レセプト情報・特定健診等情報データベース」(NDB)のデータに一部補正作業が必要なことが判明したため、報告開始時期を延長していた。
事務連絡によると、地域での外来機能報告に関する協議の場の開催時期は5〜7月の予定で、都道府県による紹介受診重点医療機関の公表時期は夏頃になりそう。詳しい報告スケジュールは以下の通り(いずれも現時点の予定)。
【報告期間】
〇報告様式1:22年10月1日〜23年3月29日
〇報告様式2:23年3月6日〜同年3月29日
【報告後のスケジュール】
〇都道府県による確認期間:23年4月1日〜同年4月30日
〇紹介受診重点医療機関のとりまとめ等に向けた協議の場で活用するデータの国からの提供日(報告期間内に報告された電子データ):23年5月中
〇紹介受診重点医療機関のとりまとめ等に向けた協議の場で活用するデータの国からの提供日(報告された電子データ):23年6月中
〇22年度外来機能報告に係る協議の場の開催期間:23年5月〜同年7月