政府の新型コロナウイルス感染症対策本部は10日、マスク着用の考え方の見直しを決定した。行政が一律にルールとして求めるのではなく、着用は個人の判断に委ねることを基本とするとした。見直しは3月13日からで、学校は4月1日から。
ただし、高齢者など重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、マスクの着用を推奨する場面として、①医療機関受診時、②高齢者等重症化リスクが高い者が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時―などを列挙。さらに医療機関や高齢者施設等の従事者については「勤務中のマスクの着用を推奨する」としている。