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【成人肺炎診療ガイドライン2024】ウイルス性肺炎[ガイドライン・インフォメーション]

登録日: 2025.05.21 最終更新日: 2026.02.21

宮下修行 (関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科教授) 尾形 誠 (関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科講師) 福田直樹 (関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科) 矢村明久 (関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科)

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(1)臨床的特徴

ウイルス性肺炎は,①呼吸器を主な標的とする気道(呼吸器系)ウイルスによる肺炎と,②呼吸器以外の臓器や細胞も標的とし,全身症候をきたすウイルスによる合併症としての肺炎に大別される。

気道ウイルスは通常,予後良好な上気道炎の病型をとるが,経過中に下気道感染症へと進展し,肺炎を合併することがある。後者の場合は,全身性感染症の合併症として,血行性あるいはリンパ行性にウイルスが肺に移行し,肺炎を起こす。

(2)疫学的特徴

新型コロナウイルス出現以前の成人市中肺炎の原因として,ウイルスの検出を試みた報告を表1にまとめた。ただし,これらの研究の結果は,検出されたウイルスを検討したもので,ウイルス自体が肺炎の原因となったかは不明である。


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