拙著『脊椎エコーのすべて』(日本医事新報社刊)の、筆者のはしがきに記載させて頂いた通り、私の運動器エコーとの出会いは突然でした。
2017年のある日、「いわちゃん。絶対、秋田に見学に行ったほうが良い」と山田宏教授に言われたのが始まりでした。新しい場所へ行く、新しいことに取り組む、そして新しい人と出会うことが苦手な私の性格をご存知のはずの教授が、運動器エコーを用いた治療のすばらしさを熱く語られ、そして強く勧めて下さいました。その年に皆川洋至先生の外来を見学させて頂き、その後、どっぷりと運動器エコーにはまったことは言うまでもありません。
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