
【背景】
麻疹は,空気感染,飛沫感染,接触感染し,強い感染力を持つ。5類感染症で,麻疹と臨床診断した場合は,直ちに保健所に届出の提出が必要である。日本は麻しん風しん混合(MR)ワクチン定期接種率向上に伴い,麻疹の発症者は減少し,2015年に世界保健機関(WHO)より麻疹撲滅を認定された。しかし海外からの輸入例などにより,2023年には28例と増加傾向にある。また海外では,MRワクチンの定期接種率低下に伴うアウトブレイクも起きているため,今後の流行状況には十分に注意する必要がある1)。
登録日: 2024.09.22 最終更新日: 2026.02.21

麻疹は,空気感染,飛沫感染,接触感染し,強い感染力を持つ。5類感染症で,麻疹と臨床診断した場合は,直ちに保健所に届出の提出が必要である。日本は麻しん風しん混合(MR)ワクチン定期接種率向上に伴い,麻疹の発症者は減少し,2015年に世界保健機関(WHO)より麻疹撲滅を認定された。しかし海外からの輸入例などにより,2023年には28例と増加傾向にある。また海外では,MRワクチンの定期接種率低下に伴うアウトブレイクも起きているため,今後の流行状況には十分に注意する必要がある1)。