『エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023』では,DKDの日本語訳として「糖尿病性腎臓病」が用いられているが,日本腎臓学会および日本糖尿病学会は「糖尿病関連腎臓病」を推奨している。糖尿病関連の程度によらず,非典型的な症例も含めた概念として理解しやすくなる。
アルブミン定量は「糖尿病性腎症第1期または第2期に対して,3カ月に1回に限り算定できる」と保険収載されているが,治療効果も含め予後判定に有用であり,定期的な測定を推奨している。
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