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節々の痛みを主訴に受診した46歳男性 [キーフレーズで読み解く 外来診断学(109)]

No.4767 (2015年09月05日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

廣瀬裕太 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

大平善之 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

登録日: 2016-10-08

最終更新日: 2017-02-13

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  • 受診1カ月前に右第1趾の関節痛を自覚した。その後,約2週で左足の甲,右膝,腰,左肩,左第1指,右第3指へと痛みの部位が広がり,日常生活の制限が大きくなったため,当部を紹介受診した。朝のこわばりはない。

    身体診察では,体温37.6℃,脈拍100回/分,血圧114/65mmHg。自覚症状はないが,両眼の充血を認める(図1)。有痛関節に腫脹,発赤,熱感,圧痛を認める(図2・3)。皮疹や爪甲陥凹はない。

    一般血液・生化学検査での異常値は,AST 42 U/L,ALT 116U/L,CRP 4.0mg/dL。RF,ANAは陰性。尿定性検査はWBC 2+,亜硝酸塩(−)で,尿培養は陰性。




    研修医の診断:関節リウマチおよび合併した強膜炎

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